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アメリカからカナダへ就職 Vol. 2
続きは明日とか言いながら、ずーっと書いてなかった就職の時のことの続きを書きます。そろそろ面接一周年なので。

◎ 面接
電話でのインタビューが終わって、一人でじっとしてられなかった私は研究室に言って、やはり就職活動をしている友達を始め、何人かの人に電話の報告をしました。一通り話し終わって、電話のお礼のメールを書くために院生のオフィスに戻ってきたら、すでに先方からのメールが来ていました。

You were the last to be interviewed ! We can now proceed with the collection of references and complete our short list to submit to NSERC for referrals. I would like to invite you to visit us in Ottawa in the meantime. If you can accumulate your expenses on your credit card we can reimburse you for travel, accommodation and per deum for expenses. I would recommend a visit over the next 2 weeks if that is possible for you. Let’s talk about dates if you are seriously interested in this position.
Best Wishes

かなりポジティブな反応だと思って早速行くことにしました。電話での面接が1/27で2/7、8にオタワを訪ねることが決まりました。
実はアメリカではOPT(オプティカルトレーニング)のステータスで滞在中でアメリカでの仕事もないので、一度国を出たら戻れないんじゃないかとかなり心配して、ISS(International Student & Scholar)に相談に行ったりしました。出ない方が賢明とのアドバイスだったけど、強行しました。
なお、面接の際の経費は向こう持ちで航空運賃、ホテル代、それと日々の雑費を少々を1ヵ月後くらいに清算して頂きました。

2/7の夕方にオタワ到着。ボスが迎えに来てくれる。名前から日系かイタリア系の人じゃないかと言ってたんだけど、中国人風の背の低い人だった。日系3世とのこと。以前のボスも日系3世のアメリカ人で今度のボスは日系3世のカナダ人なんて不思議な縁だ。
すぐ研究室に連れて行ってもらうけど、夕方であまり人が居ない。一旦ホテルに送ってもらえて着替えてから食事に連れて行ってもらう。ちなみに面接の前に大学のキャリアセンターで面接の練習をさせてもらったんだけど、その時のアドバイスに「お酒は飲まないこと」って言うのがあったので、忠実に守ってジンジャーエールにしといた。緊張の余り逆に飲みすぎたり、陽気になって失言したりしがちだからだそう。お酒好きの印象を与えるのも好ましくないし。
食事中は仕事の話もしたし、オタワでの生活の話やお互いの私生活の話、カナダとアメリカの違いの話などをして和やかな雰囲気。なかなか楽しくお食事が出来た。(しかも美味しかった。)その後ホテルまで送って頂き翌日のお迎えの時間を約束して別れる。

翌日の朝、ホテルで拾ってもらって研究室に行き、セミナー。博士の発表会と同じスライドを使いつつも話の内容は相手に合わせてちょっと変えてみた。ここの人たちの興味のなさそうな所はさらっと流し、テクニシャンや学部の学生さんが居たのでイントロダクションを丁寧にやった。
その後、研究室の人々と個別に面談。前任者が既に他所の研究所に移っているのに来てくれて仕事の内容を説明してくれた。その後、3人のテクニシャンと二人の院生のうちの一人と話をする。最初にあったテクニシャンがもう3年居るってのに驚いてたら、次の人は8年、最後の人は13年居ると聞いて勤続期間の長さに驚く。それだけ居心地がいいのだろうなぁと好印象。研究室も小さいけど設備は整っている印象。その後、研究室で皆でピザをお昼ご飯に食べ、空港まで送っていただく。道中、面接の感想や現在の選抜の状況(何人候補者が居て、どれくらい採るつもりがあるかとか、私の方に本当に来る気があるのかとか)について話し合い別れる。

翌日、さっそく無事に帰ったことの報告と面接のお礼のメールを出し、その後書類を集めて提出した。大学院の指導教官が出張中で連絡が取れなかったり、帰って来ても忙しいからとなかなか推薦書を書いてくれなくて、書類をそろえるのに2週間くらい掛かった。
漸く、書類をそろえて出して、しばらくしてボスの考えでは採用したいけど、一応審査を通さなきゃいけないのでそれに数週間かかることの連絡が来る。

この審査にどれだけ掛かるかというボスの予想は伸びに伸び、途中で諦めて日本に帰り、それでも来なくて。。。という状態があったんだけど、それはまた今度(っていつだろう。。。)。

今、友達が就職活動中で苦労話を聞くけど、本当に仕事が少ないそう。私の場合もすんなりとはとても言えないけど、仕事が決まって本当に良かった。今の所、結構仕事に満足してます。
by yaaaaay | 2006-02-03 15:37 | アメリカからカナダへ

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アメリカで学位取得後カナダでポスドクをしています。自分が調べた時に情報がなかったので、どなたかの参考になればと思っています。
by yaaaaay
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